設立理念

ごあいさつ

1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原発事故による放射能は、8000キロも離れた日本にも降り、私たちのお茶から放射能が検出されました。この時から生活クラブ生協の脱原発運動はスタートしました。この事故から25年たった2011年3月11日に東日本大震災・福島原発事故が起こりました。チェルノブイリでは、30年たっても未だに溶け出した核燃料が手つかずのまま残っており、廃炉計画もすすんでいません。そして、周辺諸国でも甲状腺がんを含む様々な病気の増加が報告され、健康不安が続いています。福島原発では、メルトダウンした核燃料が未だにどこにあるのかさえもわからない状況であり、汚染水漏れ、中間処理施設の場所もなく、事故は収束されていない状況が続いています。原発は人間がコントロールできないことがはっきりしました。こうした巨大システムに依存しないことが何よりも大切なことではないでしょうか。

世界のエネルギーの潮流はすでに自然エネルギーにシフトしています。分散型で人間がコントロールできます。コントロールできるということは自治できるということです。2015年に世界で新設された電源の6割以上が自然エネルギーであると言われています。自然エルギーのシェアも高まってきています。分散型のエネルギーなので地域のエネルギーとして地域社会づくりにつながってきています。また自然エネルギーはCO2を排出しません。そして自然エネルギーによる発電が広がることとで、その分、化石燃料による発電を減らすことも出来る最も有効な地球温暖化対策です。

私たち(株)生活クラブエナジーは、全国に23あるそれぞれの生活クラブ生協と生活クラブ連合会、一部の生活クラブ消費材を生産する生産者からの出資により2014年10月に設立しました。生活クラブグループの共通政策として決定した総合エネルギー政策の基本である「エネルギーを減らす」「自然エネルギーをつくる」「エネルギーを選択して使う」にもとづき、自分たちに必要なエネルギーを自分たちでつくり、使い、自治していくことを実現していく会社として事業をすすめていきます。

自然エネルギーを中心とした電気の供給と地域に資する自然エネルギー事業の開発・推進、そして省エネをすすめる電力会社として事業をすすめ、脱原発の実態化を生活クラブ生協とともにすすめていきます。地球と自然は未来の子どもたちから預かっているものです。子どもたちの未来のために自然エネルギー中心の持続可能な未来社会を共につくっていきましょう。

代表取締役 半澤 彰浩

設立理念

  • 脱原発・自然エネルギー社会づくりにむけて、地域分散型の再生可能エネルギーを広げ、市民によるエネルギーの自治をすすめ、持続可能な未来をつくります。
  • 電力システム改革による家庭までの電力自由化を射程に、市民が自分たちで使うエネルギーを選択し、参加できる社会をつくります。
  • 電力事業に参入することで、電力の価格や仕組みを明らかにし、情報開示・透明性を確保し、素性確かな電気を手に入れる市民による電力の共同購入運動をすすめます。
  • 省エネをすすめ、エネルギー消費を少なくして豊かに暮らせる地域社会をつくります。
  • 生活クラブ運動グループや市民団体など、自然エネルギーでつながるネットワークを広げ脱原発をすすめます。
  • エネルギー政策に対して実践を通じて異議申し立てをおこなうとともに電力の独占体制に風穴を開けます。
  • エネルギーの産地提携により食とエネルギーの地域間連携をすすめます。