みんなでつくる、
つかう、つなぐ。
わたしたちは、もう、原発に頼りません。省エネルギーを推進し、志をおなじくする地域や顔の見える生産者と共に再生可能エネルギーをつくり、つかい、つなぎます。それは、わたしたちみんなの願いのエネルギー。大切にしていきます。
わたしたちは、いま、エネルギー自治をめざします。太陽や風や水や森から、そこに暮らす地域のひとたちの理解や想いのもとにつくる再生可能エネルギーで、エネルギー自給率を高め、地域に活力をもたらし、温室効果ガスをへらします。
わたしたちは、もっと、よい未来をつくります。再生可能エネルギーをみんなでつくり、選び、つかうことで、もっとサステイナブルで、もっと安全で、もっと安心して暮らせる社会につなげます。そんな未来の可能性を、みんなでいっしょにひろげます。
「安心な食」のつぎは、
「でんき」を選ぼう!
組合員と生産者がともに安心な食べものをつくっている生活クラブ。原料やつくり方について納得して利用したいという思いは、電気も同じです。電気もみんなで利用し育てていく消費材に変わりないと、2016年より、再生可能エネルギーの電気の共同購入を開始。工事不要、使い勝手・料金は変わりません。コンセントの向こう側の電気を、「生活クラブでんき」にしませんか?
「生活クラブでんき」に
スイッチすると?
太陽光、小水力、風力、バイオマス等を電源にする「生活クラブでんき」は、脱原発をめざし、エネルギーの原料すべてを国内で自給することをめざしています。「生活クラブでんき」を使うことで、再生可能エネルギーの産地である全国の発電所の地域活性化に貢献できます。つくり方や調達電源種別が明らかで、サステイナブルな電気を日々使用し、原発のない未来を子どもたちに手渡しましょう。
「生活クラブでんき」3つの特徴
再生可能エネルギーをみんなでつくり、つかい、さまざまな立場の人たちが協力してエネルギーの分野から持続可能な社会をつくり出す。そんなエネルギー自治を目指す「生活クラブでんき」には以下の3つの特徴があります。
電源種別と
比率公開
取り扱う電気は、太陽光・風力・小水力・バイオマスなど再生可能エネルギーの割合が高い電気です。その割合は50〜90%と電力エリアごとに異なりますが、電源種別の実績を毎月の電気料金明細書で明らかにしています。※1
自分たちでつくる
契約プラン
電気料金は、使用量に応じて単価が3段階に変わる制度を採用し、取り組む中でコストを明らかにします。契約プランも主体者であり契約者である組合員とともにつくります。
再生可能エネルギーを
ひろげる基金
任意で「生活クラブ自然エネルギー基金」に参加できます。参加の場合は毎月の電気料金の5%を基金に上乗せして寄付します。寄付金は再生可能エネルギーの開発や省エネルギー活動などに活用します。
※1 当社が調達する電気の一部はFIT電気となります。FIT電気の調達費用の一部は当社のお客様以外の方も含め、電気をご利用の全ての皆様から集めた賦課金により賄われており、この電気のCO2排出量については、火力発電なども含めた全国平均の電気のCO2排出量を持った電気として扱われます。
自分たちがつくる
“素敵なでんき”を伝えるために。
生活クラブ組合員にも「生活クラブでんき」をもっと知ってもらうこと、それがずっと課題でした。難しく考えがちな再生可能エネルギーをもっとわかりやすく親しみをもって伝えるために、全国の単協から募ったメンバーとともにリブランディングのプロジェクトを立ちあげました。食に関しては知識や愛情をもっている組合員は多いけれど、電気は別。だからこそ、自分たちの意見がしっかり反映された、愛着のあるブランドという“所有感”をまずはメンバーが持ち、それを外に伝えることを大切にしてすすめました。脱原発や気候危機など差し迫った問題はあります。ブランドを新しくすることで、まずは「生活クラブでんきは素敵だよ!」と自信を持って伝えてほしい。自分が使って誇らしく思えるものを、人に薦めて、使う人が増えて、広げていけたらと思っています。(生活クラブエネルギー事業連合 鈴木 伸予)
生活クラブでんきは、
以下の7つの約束に基づき、
その事業をすすめます。
生活クラブでんきの約束
- 省エネルギーを柱とします。
- 原発のない社会、CO2を減らせる社会をつくります。
- 地域への貢献と自然環境に留意した発電事業をすすめます。
- 電気の価格や送配電のしくみを明らかにします。
- 生活クラブの提携産地との連携を深め、
エネルギー自給率を高めます。 - エシカルコンシューマーとして、再生可能エネルギーによる提携生産者が発電した電気を共同購入します。
- 生産から廃棄までトータルに責任を持ちます。
※「生活クラブでんきの約束」の7つの項目は、2015年に生活クラブ連合会で決定した「生活クラブのエネルギー7原則」と同一です。