■ともにローカルSDGsに取り組むパートナー さがみこファーム
株式会社さがみこファームは、ソーラーシェアリングで発電した電気を「生活クラブでんき」に供給する生産者です。発電所の所在地は神奈川県相模原市。ソーラーパネルの下ではブルーベリーが作付けされています。
電気の提携開始は2023年から。以来、電気の供給にとどまらず、地元のさがみ生活クラブを始め、生活クラブ神奈川、生活クラブ東京と協力して、敷地内に新しい発電所を作るなど、エネルギーと食の自給の向上に取り組むパートナーとして、強い結びつきをつくってきました。
このたび、さがみこファームが進めてきた地域共生型ソーラーシェアリングのモデル化の取組みが、一般社団法人太陽光発電協会が主催する2024年度「ソーラーウィーク大賞」優秀賞を受賞しました。
※ローカルSDGs:地域それぞれが主体的に、得意分野で自らの課題を解決し続け、地域と地域がお互いに支えあうネットワークを形成するという、地域発で推進する持続可能な「自立・分散型社会」。地域循環共生圏とも呼ばれる。
■ソーラーウィーク大賞とは
ソーラーウィーク大賞とは、地域に貢献し、地域から望まれ、他の模範ともなる太陽光発電の普及拡大に貢献する取組みや事業、それを支える方々を表彰するものです。地域と共生する太陽光発電の地域貢献への可能性などをより多くの方に知らせることを目的に創設されました。
さがみこファームのソーラーシェアリングでは、農業の継続が課題となっていた農地を借り受け、ブルーベリーの栽培を開始しました。会員制の観光農園としての事業展開や6次産業(※)へのチャレンジ、それらによる多様な雇用の創出、そして生活クラブ生協を始めとした地域外の団体を巻き込んだ地域資源の循環をつくり出していることなどが評価され、優秀賞の受賞となりました。
※6次産業:農業者(1次産業)が農畜産物の生産に加えて、製造・加工(2次産業)やサービス業・販売(3次産業)にも取り組み、農業の可能性や価値をさらに高める新たな産業のこと。
>一般社団法人太陽光発電協会 2024年度「ソーラーウィーク大賞」はこちら
■現在寄付を受付中 生活クラブ組合員の参加で新ソーラーシェアリングを建設します
2024年9月には、5つの生活クラブ生協(東京・神奈川・千葉・埼玉・連合会)と共同で「たまエンパワー生活クラブ前戸発電株式会社」を設立。さがみこファームと隣接する土地に、約300kW規模のソーラーシェアリングを建設し、発電事業を柱に立地地域の課題解決・地域活性化にともに取り組むこととなりました。首都圏の生活者にとって身近な場所の、土地の恵みと太陽のエネルギーをいただいて、食とエネルギーの自給力アップに挑戦します。
現在、この発電施設建設に向け、寄付という形で生活クラブ生協組合員の参加を募っています。
(今回は、東京・神奈川・千葉・埼玉の生活クラブ組合員が対象)。
- 寄付の方法:eくらぶ・または注文書の6桁申込欄にて
下のボタンからeくらぶのトップページに入り、メニューの「カテゴリで探す」→「カンパのご案内」から寄付ができます。 - 受付期間 :2024年11月1回企画の申込日まで(10/28(月)~11/2(土)11:00まで) ※配達曜日により締切は異なります。
※今回の寄付は東京・神奈川・千葉・埼玉の生活クラブ組合員のみが対象です。
※今後より多くの方からの参加へと広げるため、クラウドファンディングも計画中です。