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でんきをつくり、届ける

生活クラブ茨城 取手センター発電所

生活クラブ取手センターがある取手市は、世帯数約4.3万世帯、千葉県に隣接しているまちになります。取手センターは地域に開かれたセンターとして、地域組合員や地域の人も使えるようなセンターとして、1階にはコミュニティルームもつくりました。

取手センターは建設委員会を経て、2015年10月、県内3番目のセンターとして開設しました。建設と併せて太陽光発電設備(発電容量約30kw)の設置も決定し、組合員の自然エネルギーを求める声、脱原発への思いを多くのカンパで集める形ですすめました。組合員の寄付・カンパ(230万円)と剰余金の一部と出資金で設置することができました。

2016年2月より「生活クラブ取手センター太陽光発電所」として発電を開始し、発電全量を生活クラブエナジーに売電しています。2016度は年間で35,676 kwhを発電し、自然エネルギー循環の一部を担うことができました。事務所の入り口には「発電量」が確認できるモニターが設置され、その数値を毎月ブロックニュースで報告しています。取手センターの太陽光発電設置は語る道具として、仲間づくりにも活用しています。自分たちのエネルギーを自分たちで考えるというエネルギー自治という視点で考え発信しています。

  茨城単協での電気共同購入参加者は109世帯(2016年3月末)、2017年は100世帯を目標にしています。持続可能な社会を目指し、脱原発・エネルギーの自給・CO2削減をすすめ、電力エルネギーを「減らす、つくる、使う」を主体的にすすめていくためにも、取手センター太陽光パネルを地域にアピールし、電気の共同購入への参加を広げていくことで、脱原発と自然エネルギーを推進したいと考えています。

供給する電力は、どこで、どんな人が、どのようにつくったのか明らかにできることが私たちの電力の共同購入の強みです。毎月の電気の請求書には電源構成が掲載され、中身がわかるからこそ意味があります。電気の共同購入参加する(拠点を増やす)ことで、普段の暮らしがエコになり、省エネライフが実現できます。是非あなたも参加してみませんか?