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生活クラブソーラー小田原センター発電所

2012年度に生活クラブ首都圏4単協(東京、神奈川、埼玉、千葉)で、「自然エネルギー社会づくりに向けた構想」をそれぞれで推進していくことを確認しました。この構想実現に向けて、神奈川では2013年の総代会で「再生可能エネルギーの導入と拡大をすすめるための、センター事業所の屋上を活用した太陽光発電事業計画」を承認し計画をすすめました。

センター事業所における太陽光発電設置にむけた方針

1.神奈川における太陽光発電事業方針

1)首都圏4単協の自然エネルギー社会づくり構想にそってすすめます。将来的な生活クラブを中心とした電力会社(生活クラブエナジー(仮))に電力を供給することを構想し、事業者や電力自由化後には組合員宅への供給をめざすことを方針とします。

2)センター屋上に太陽光パネルを設置し、発電事業を生活クラブ神奈川として開始します。FIT(固定価格買取制度)による売電とし、売電先を自然エネルギー社会づくり構想にもとづき㈱サミットエナジーとします。生協法との関係では、自らの施設の屋根などに太陽光パネルなどを設置して発電し、電気の購入先である電力会社(「PPS」を含む)に売電することは、自家消費の範囲内で、電気代の節約と解釈でき生協法上、問題はありません。(日本生協連見解)

3)首都圏4単協では、構想にもとづき、すでに生活クラブ東京(多摩統合センター)、生活クラブ埼玉(5センター)において計画が具体化され2012年度に設備認定、2013年度、工事・稼働、発電の予定です。首都圏4単協の連携と共通政策(※-1)ですすめます。

4)2013年度は設備投資予算の範囲を基本とし、計画・設備認定をすすめ、設置工事をすすめ2014年度からの発電事業開始をめざします。

<首都圏4単協の構想にもとづく事業所における太陽光発電事業の共通方針> ※-1

1)太陽光設置に向けた構造調査、施工業者の選定し共通化する。2)太陽光発電に向けたパネル、資材等の共同仕入れを具体化する。3)事業計画の策定、系統接続、設備認定などの各種手続業務の進め方を共有化してすすめる。4)(仮称)太陽光ファンドの検討をすすめる。5)設置後の4単協太陽光発電所の共通監視管理とメンテナンス事業をGF秋田において検討する。6)その他必要な事項(先行事例のある東京と埼玉の事例共有)の共有をすすめる。7)4単協の太陽光発電事業の推進については、一般社団法人グリーンファンド秋田を事務局窓口とする。8)運動グループ施設等での設置の可能性の協議・検討をすすめる。

 

2.各センターにおける太陽光発電設置方針を承認します。

1)設置方針

(1)各センターの経年数と屋上面積は別紙の通りです。2013年度は予算の範囲と優先順位にもとづき1~2センターでの設備認定をすすめ、2014年度からの発電事業開始をめざします。

(2)優先順位をあやせ総合センター、小田原センターとして調査を開始します。

(3)計画立てて2~3年で更に可能なセンターについて設置を計画化します。

2)4単協の共通方針をもとに準備・調整をすすめます。

調査にあたっては、生活クラブ風車の共同事業者であり、この間、生活クラブ東京、埼玉で調査、施工を実施してきた㈱市民風力発電の協力を得て、生活クラブ風車の事業法人である一般社団法人グリーンファンド秋田が窓口となってすすめます。調査では屋根の状況と設置面積、日陰等の確率と発電効率、パネル配置条件(架台等含む)、構造計算をもとにした荷重負荷などを調査し基本設計につなげます。

 

2014年4月から稼働開始

・発電規模:14kW

・パネル枚数:56枚

・名称:えっさほい *組合員から名称募集し、複数候補から環境・平和委員会で決定。

童謡「おさるのかごや」を題材にして命名。太陽を浴びて一生懸命発電している様を想像して命名(命名者 談)。

 

・2014年6月2日 あやせセンターにて点灯式を開催し、おおぜいの組合員でお祝いしました(あやせセンター点灯式と一緒に小田原センターの点灯式としてお祝いしました)

 

 

小田原センターは、南側に海、西側に山を臨む風光明媚な場所です。