生活クラブでんきに切り替えた理由は何ですか?
美里さん:生活クラブに加入して1年目の時に、生活クラブ風車「夢風」の建つ、秋田県にかほ市に行くツアーに参加してみたんですね。発電所を見に行くなら「生活クラブでんき」の契約をしないと!と、電気の切り替えを決意しました。
功基さん:晩酌中に、妻から相談を受けました。お酒を飲んでいるときは、つい「はい、はい」という癖があるのですが(笑)、電気料金が変わらなければいいかなという程度に思っていました。
美里さん:再生可能エネルギーについての学習会に参加できたり、発電所のある地域の方々との交流の機会があったりと、ただ電力を使うだけではない生活クラブの活動に魅力を感じたことも切り替えを決めた理由の一つです。食べ物でも、電気でもつながりのある人たちの顔が見える上に、お互いが豊かになれる関係を育んでいるところがいいですね。
切り換え後に、生活や電気を使う意識に変化はありましたか。
功基さん:特に変化もなく、何の支障もありません。電気代が極端に高くなるようなことがあれば、夫婦で話し合いの場を持つことになると思いますが、今のところは必要なさそうです。
正直なところ、これまでは電気がつけばなんでもいいと思っていました。しかし、妻が「一人ひとりが始めないと、何も変わらないよ」と言っているのを聞いて、考え方が大きく変わったんです。子ども達やその次の世代のことを考えると、「生活クラブでんき」を選ぶことは、未来につながる選択だと感じています。