みんなでつなぐ

でんきをつくり、届ける

生活クラブソーラー群馬太陽光発電所

『 わたしたちは、人類の共通資産である化石資源を大量に消費することで、産業革命以前の人々とは比べようのないほど膨大なエネルギーを獲得し、いまの豊かな暮らしを実現しています。

しかし、このような暮らしは持続可能(=サステイナブル)ではありません。3.11は、これらのことに改めて気づかせてくれました。わたしたちは、限りある資源を未来の子どもたちと分かち合わなければなりません。

そのために、わたしたちは【生活クラブのエネルギー7原則】を大切な指針に、再生可能な自然エネルギーによる電気の普及に取り組みます。 』 (発電所開所式宣言より抜粋)

 

生活クラブグループによる「再生可能エネルギーを生み出す」発電所としては四例目で、2015年1月末に稼働しました。 約2ヵ月前に完成した「生活クラブソーラー栃木発電所」とは姉妹関係にあり、同じく生活クラブ提携生産者の開発参画を得て実現した“協同の力の発電所”となります。

 

   

 

現地での発電所開所式(2015.06)

【 発電所の概要・特色 】

  • 所在地 :群馬県前橋市粕川町~ JR前橋駅から北東約15kmの赤城山裾野に位置します
  • 敷地面積:19,1906m2 (約6,032坪)~ 海抜470m、南向きの解放空間です
  • 設備容量:1,485kW~ 年間計画発電電力量1,766MWh (約560世帯の需要に相当)
  • 太陽電池:Si多結晶255W×5,824枚~ 南南東に向き仰角10度で設置されています
  • CO2削減量:年間で約860t-CO2を削減します(2018年度代替値で換算のとき)
  • 生活クラブ連合会が提携する地域生産者が計画参画~ 発電事業会社では縁あって、毎年「前橋八木節協会」、「特定非営利活動法人 赤城自然塾」の地域活動を応援しています
  • 建設費 :4億3,000万円
  • 事業主体:株式会社 生活クラブソーラー群馬

発電所全景(2018年)

 

○ 協同組合組織が連携して発電事業会社を設立

地域の生産者「群馬農協チキンフーズ株式会社」と、各地域の16の生活クラブ生活協同組合(群馬、東京、神奈川、埼玉、千葉、長野、茨城、山梨、岩手、静岡、青森、やまがた、大阪、京都、滋賀、エスコープ大阪)と同連合会が出資参加しました。

 

○ 協同する力で建設資金を調達

発電所実現に要した事業資金は、各地域の10の生活クラブ生活協同組合(群馬、東京、神奈川、埼玉、千葉、長野、茨城、大阪、京都エル・コープ、エスコープ大阪)と同連合会が合わせて4億 5,780万円を拠出、株式会社生活クラブたまごより建設用地を提供いただきました。